好きな作曲家いろいろ

こんにちは。Flute兼Piccolo兼、最近Trumpetを始めましたfuyukiです。
今度の4月23日畑中公民館まつりでは初の金管デビューをしちゃいます。いっつも最前列だったので、後列からの景色がなかなか新鮮です。

さて、ブログのお題が「好きな作曲家」ということで、いままで曲単位で好きずきはあっても作曲家単位であまり考えたことがなかったことに気がつきました。
改めて考えてみると、そうだ、J.バーンズやJ.スウェアリンジェンなど、“ザ・吹奏楽”という感じでコテコテな人たちが良いじゃないか。いかにもでベタだけど、一周か二周くらい回って良さを実感する感じ。ああ、あの木管楽器にとってはウンザリするような波打つ16分音符の連続に四苦八苦したい、拍にかっちりハマったときの心地よさがいいんだ――とちょっとマゾヒスティックな感情が掘り起こされました(笑)
最近あまり選曲に挙がらなくて残念ですが。。

吹奏楽以外で考えてみたら、好きな作曲家さんは結構ありました。
高校生くらいの頃トヨタのクラウンのCMでかかってた曲がすごく気に入って苦労してたどり着いたのが、マイケル・ナイマン(ネットのない時代は情報を得るのにひどい苦労をしたのです)。
映画『ピアノレッスン』や『ガタカ』での美しい旋律も大好きですが、そのCM曲「ANOHITO NO WALTZ」が一時期僕のMDでぐるぐるとヘビロテしていました。

また、同じくCMで知ったのが菅野よう子さん。
CM以外にもゲームやアニメの劇伴などを手がけられている方で、最近ではNHK委嘱による「花は咲く」の作曲もこの人の手によるものです。これも90年後半だったかな、清涼飲料水のCMでかかっていた「Eternal Wind」という曲にハマり、その後はゲームやアニメ、ドラマで「お!この曲イイな」と思うとたいがいこの人の手がけた楽曲だったりして、どんどんCDのコレクションが増えていきました。壮大な管弦楽からゴキゲンなジャズロックまでなんでもこなすその守備範囲の広さがステキです。

大学生になってジャズを聴くようになってからは、「この曲良いな」と思うとたいがいがベニー・ゴルソン作曲によるものでした。
彼の創るシンプルで力強いメロディと哀愁を含んだ節回しは日本人の琴線にもびしびし触れるらしく、“ゴルソン節”などと呼ばれてジャズ全盛の60年代の日本人にも受容されていたようです。
夭折したクリフォード・ブラウンに捧げた「I Remember Clifford」はつとに有名ですが、「Blues March」「Whisper Not」「Five Spot after Dark」等々、名曲を数々残した屈指のメロディ・メイカーといえましょう。

以上、あまり吹奏楽などにアレンジされることのなさそうな面々ではありますが、いつかモッソで演奏することができたら嬉しいなと、少し夢想してみました。

いやあ、音楽は聴くのも演奏するのも楽しいですね!
乱筆乱文失礼いたしました。