10月15日練習日記

こんにちは。ピッコロ吹きのfuyukiです。
10月15日は午後は金管木管で部屋を分けてのセクション練習、夜間は指導合奏でした。
いよいよ本番まで一ヶ月を切りだんだんと気持ちも焦りはじめる中、セクション練習でじっくりおさらいができたのは良かった気がします。気持ちに余裕のないときこそ、立ち止まってじっくりやることが良い薬になります。まだあと一ヶ月、一つひとつ詰めていきましょう!

それからこの日は嬉しい出来事が。
飛び入りで見学に来られたアルトサックスのMさんがそのまま入団を決められました!
先日見学に来られたユーフォニアムのHさんとトロンボーンのKさんも入団を決めてくださり、今月に入ってトントントンと団員さんが増えました。人が増えて音が増えるとそれだけで楽しさが倍倍のドンです。嬉しいですね。
これからどうぞよろしくお願いします!

さて、ブログのお題「こだわり」。
これが「こだわり」と呼べるかどうかはわかりませんが、自分の中で常々「ピッコロの役割ってこうじゃないかな?」と思っていることがあります。

それは例えば、麻婆豆腐を作るときに最後に片栗粉でとろみをつけて仕上げにごま油をまわしかけるような、チャーハンの仕上げにネギ油を鍋肌に垂らして全体に馴染ませるような、そんなことです。
麻婆豆腐もチャーハンもそのままでもおいしく食べられるけど、最後の仕上げをするだけで全体に「照り」が出て見た目も味もさらにおいしくなるんです。

言うまでもなくピッコロはオーケストラの中で最も高い音を出す楽器で、ともすればキンキンと耳障りな音を立ててしまう扱いのなかなか難しい楽器です。
もしかしたらピッコロはいなくても演奏は成立するかもしれない。しれないけれど、あったらもっとおいしそうな演奏に聞こえてくる――そんなピッコロを目指して日々精進を重ねているわけです(ピッチが合わねー音が出ねーと頭を悩ませていますが)。

そして、そんなピッコロの役割を一番実感できるのが来る11月12日の第4回定期演奏会の第一部で演奏する「ブルーインパルス」です。
メロディーラインの随所に入るキラキラとした合いの手はまさにピッコロの面目躍如。これこそ俺の真骨頂!という勢いで鳴らしていますので、ちょっとでも気になった方はぜひぜひ当日新座市民会館まで足をお運びくださいませ。
お待ちしております!